
A式カートン(通称みかん箱)
A式カートンとは
A式カートン(A式段ボール箱)とは、もっとも一般的で広く使われている段ボール箱の形状です。1枚の段ボールシートを組み立てて作られており、上下のフタ(ミミ)をテープなどで封かんして使用します。いわゆる「みかん箱タイプ」と呼ばれる形状で、強度・コスト・作業性のバランスに優れています。
主に製品の梱包や出荷、保管用として幅広い業種で採用されており、内容物の大きさや重量に合わせて厚みや材質を選定できます。また、印刷やサイズのオーダーメイドも可能なため、製品に合わせた最適なパッケージ設計が行えます。
A式カートンのメリット
1.コストが安い
A式カートンは、最も一般的な形状であり、多くのメーカーが大量生産体制を整えています。
そのため製造コストを抑えやすく、他の特殊形状の箱と比べても比較的安価に製作できます。
2. 少ないスペースで保管できる
A式カートンは、使用前は平らに折りたたんで保管できるため、保管スペースを大幅に節約できます。
組み立ても簡単で、必要なときにすぐ使用できる点も大きな利点です。
A式カートンのデメリット
1.組み立て作業が必要
使用時には箱の形に組み立て、底やフタをテープで封かんする作業が必要です。
大量出荷や頻繁な梱包作業を行う現場では、手間や作業時間がかかる場合があります。
2.内装箱としては適さない
A式カートンは外装用に設計されており、製品を直接保護する内装箱としての使用には不向きです。
より細かな仕切りや保護が必要な場合は、別途中仕切りや緩衝材を併用する必要があります。
弊社のA式ダンボールの特徴
1. ワンストップ生産による低コスト対応
弊社では、シート裁断・印刷・罫線入れ・溝切りまでをすべて自社一貫体制で行っています。
中間コストを削減できるため、高品質ながら安価な価格でのご提供が可能です。
2. 商品に合わせた最適寸法で製造
お客様の製品サイズや用途に応じて、最適な寸法・強度のA式カートンをオーダーメイドで製造いたします。
※お急ぎの方向けに規格品の在庫もご用意しております。お気軽にお電話にてお問い合わせください。
3. 最低1枚から製造可能
試作品や小ロット出荷などにも対応できるよう、最低1枚から製造可能です。
※ただし、印刷は一定数量以上のご注文に限ります(応相談)。
4. 版代を抑えた印刷対応
段ボールにロゴや文字を印刷する際には、「版(はん)」と呼ばれる印刷用の型を作る必要があります。
通常、この版を製作するために初回のみ版代が発生します。
弊社では、コストをできるだけ抑えたいお客様向けに、文字の組み合わせ印刷などで版代を最小限に抑える工夫も行っております。
ご予算やデザインの内容に応じて、最適な方法をご提案いたします。